イングリッシュガーデンに冬の静寂が訪れています。
緑燃ゆる季節と対を成す、白の世界。。。
雪が踏みしめられていない、朝方に訪れた者だけが目にすることが出来る瞬間がそこにはあります。
ブース横のツリーも、すっかり雪化粧しました！
『ペルシャの一級品、草木染手織絨毯と英国伝統手織 / ”HARRIS TWEED”展』
「バラクラのクリスマス」にご出展されているエキジビターのひとつ、今回は清里の人気ショップ【IGAGURI】様のご紹介です。今年、春に開催された「ガーデンプランツショー」ご出展の際にも取材（？）させていただきましたが、今回はオランジェリーギャラリーにおいて、イベント単独開催をされています。
IGAGURI ～蓼科バラクラ出展ショップ紹介⑤
http://sinanowine.naganoblog.jp/e999034.html
こちらが、蓼科高原バラクライングリッシュガーデン内、オランジェリーギャラリーです。
アンティーク【エバーランド】様ご紹介の際にも、ご案内していますね。
アンティーク【エバーランド】の素晴らしき世界 蓼科バラクラ
http://sinanowine.naganoblog.jp/e1101997.html
オランジェリーとは？ 【英】：orangery
オレンジやレモンなどの柑橘類を冬の寒さから守るために建築された装飾的な建物。 17世紀のヨーロッパで発達し，現在でもヴェルサイユ宮苑をはじめとする宮廷庭園などの一角に多く見られる。ですって。
外の雪景色との対比が、木造の温かみとレンガ造りのギャラリーをより一層引き立たせています。
12月16日（日）までの期間限定出展ですので、是非この機会に【IGAGURI】ワールドをご堪能されてみてはいかがでしょうか？
日頃からお世話になっております、オーナーの山口ご夫妻です。
『清里のアンディ・ウォーホル（Andy Warhol）』ことご主人と、いつも明るく可愛らしい奥様。
お取り扱いの商品は言うに及ばずですが、お二人のお人柄に惚れてファンになってしまうのが、【IGAGURI】様の最大の魅力と言えるでしょう。
ギャッベについて、ウィキに詳しい説明がありましたのでご紹介させてください。
素材とデザインについて
その素材は、遊牧生活を一緒に送る羊の毛を生活圏に自生する草や花、樹木などを染める草木染めによる。
ギャッベ絨毯の特徴である文様は、伝統的な遊牧民の文様を織り込まれることが多く「羊・ヤギ」などの動物文様や「生命の樹 (Tree Of Life / トゥリー・オブ・ライフ)」と呼ばれる木の形を縦糸に対して一目一目結びながら文様を作っていく。地のデザインは、アブラッシュと呼ばれる染めムラを利用しながら、自然をモチーフにした色で自分たちの身の周りの自然の景色や出来事を絨毯に織り込んでいく。
羊毛
ギャッベは、南西ペルシャに位置するザクロス山脈の山岳地帯に生息する遊牧民たちの羊の毛を使っている。
山岳地帯に住む羊の毛は、日中と夜との寒暖差が多い時では40度ほどある地域特有の脂質が多い毛並みを有している。ペルシャの羊は、直毛で毛に脂質が多いのが特徴だが、その特質は、放熱・保温を行いやすい毛質であり絨毯の素材としての丈夫さが特徴として挙げられる。また、直毛であるが故に糸として撚った時に縮みにくくしっかりとそろった毛ができあがる。
デザイン
草木染めの色を利用しながら、自然の景色や織り子の日常生活を絨毯に描いた個性的なものが特徴的である。[モフセン・マフマルバフ]監督による映画『GＡBBEH』によると、カシュガイ族などギャッベを織る遊牧民の色の世界観には、赤色や黄色は太陽の色、青はオアシス・水の色、黄色は豊穣の景色、青色と黄色を足してできる緑色は春や夏に生い茂る草原の恵みなど生命の循環を色に現すことがある。織り子は、草木染めで染めるとどうしてもできる色むら(アブラッシュ)をも匠に利用してギャッベのデザインに反省させていく。
素朴なデザイン、自然の草木染め、不揃いのサイズ、どれをとっても人間味にあふれているのが「ギャッベ」の魅力なんですね。興味を持たれた方は、「長野ケンミンデー」入園無料のこの機会にご来園いただくのがマル得です！
山口ご夫妻が、親切丁寧に相談に乗ってくれますよ。
今回注目は「ハリスツイード」のジャケット。 コンディションのいいヴィンテージジャケットが、破格のお値段にてご提供されています。英国通のバラクラ山田代表も、【IGAGURI】様にてご購入され愛用されています。
私ごとにて恐縮ですが、私がツイードのジャケットを初めて購入したのは、23歳の時。。。
仲間からは、「この若年寄！」とからかわれたものでしたが、ファッション的な意味合いにて、ブリティッシュトラディショナル路線を信仰してきて良かったと思えます。
何故なら、今でも現役で着用してますから！
当時より、ハリスツイードのジャケットと言えば「泣く子も黙る」的アッパーなファッションアイテムでしたが、昨今、セレクトショップを中心に人気が復活してきているみたいですね。
18世紀から変わらない古式製法を守り続ける
ハリスツイードは18世紀ごろ、スコットランド北西部のハリス＆ルイス島で誕生。その製法は、島でとれた羊毛を手紡ぎした糸を用い、手織り織機で織り上げるというもの。剛健さと、加工を一切施さない素朴な質感が大きな魅力だ。上の写真は20世紀初頭、そのほかは現代のハリス＆ルイス島の写真。島の風景も製法も驚くほど変化がない。 Getty Images
生産者まで一目瞭然！ 恐るべき品質管理
ブランドタグから読み解けるハリスツイードのこだわり
上が100年前から使われているハリスツイードの品質保証を意味するラベル。中央のオーブ＆クロスマークは、「ハリスツイード協会」設立者の家紋をアレンジしたもの。ラベル右下には生地の生産者が判別できるシリアルナンバーが記される。 GQ Japan 2013 1月号より
「ギャッベ」と「ハリスツイード」。。。ウール繋がりにて、実に楽しい展示手法だと思います。
園芸や手作りケーキにはまるで関心の無い、家族サービスにて来園してしまった、そこのお父さん！（笑）
試着して、一時の英国紳士気分を味わってみるのも一興ですよ。
清里【IGAGURI】
〒407-0301
山梨県北杜市高根町清里3545-1740
Phone＆FAX 0551-48-5567
ｅ-ｍａｉｌ ｉｇａｇｕｒｉ0923＠ｇｍａｉｌ．ｃｏｍ
最後は、ワインの話しでオチをつけましょうか。
新進気鋭のワイナリーが造るワインも大変魅力的ですが、信濃ワイナリー的にはトラディショナル路線にて、変わらぬワイン造りを今後も目指していきます！ 脱線気味でユルいのは、私が書くブログくらいで。。。（社内的にも、浮きまくり）爆。
この日、バラクラカフェにて無料のゴスペルコンサートが行なわれました！
ソウルフルで楽しいコンサートでしたよ。
営業企画 橋詰
