夜半に鴨川市に到着し、そのまま就寝。
そして、朝。
長野ケンミンなら誰もが望む、太平洋のオーシャンビューを見て、また暫し微睡みます。
テンション、上がってキター!
カワグチ鴨川支店の神作課長様と同行し、館山市を中心に酒販店を廻ります。
山に四方を囲まれた信州に暮らしていると、県外の「海のある風景」に出会うにつけ、
「こんな場所で生まれ育ったのならば、今と随分と違った気質に変わったんだろうな。」と思うことがあります。
県外の方に言わせると、とかく信州人は「理屈っぽい」、 「議論好き」などと言われ、小売りに携わっている側からすれば
「造り上手の売り下手」などと良からぬ揶揄をされることもしばしば。。。
う~、真面に反論したりすると、藪をつついて蛇をだすことに為りかねませんが、この手の分類統計学(?)みたいなもの、私はあまり興味がありません(苦笑)。 だから、なに?ってな感じでしたが・・・。
三年ほど前に、初めて房州を同行販売で訪れた際は苦労しました。
私: 「信州から来ました、信濃ワインと申します。ご紹介したいワインをお持ちしたのですが・・・。」
店主: 「田舎の漁師町で、ワインなんか飲むやつはいねーっぺよ。」
私: 「(いやいや、そんなことは無いでしょ) 信州のワイン、今とても評判がいいのでぜひ!」
店主: 「りんご1ケースばっかし付けてくれたら、考えるがよ。」
私: 「・・・・。(そうきたか)」
私なりにイメージする「房州気質」というものを鑑みれば、それは「大らかで寛容」、「ラテンのノリ」的な肯定すべきものばかり。 この地に住まう皆さまは、写真のような風景を毎日眺められる日常の暮しの中で、およそ信州のような山に囲まれた閉鎖な空間に住まう私たちよりは、(陽気な)お天道様の恩恵にも随分と恵まれ、さぞかし楽しい方々ばかりだろう。
「遠いところから、よく来たね!」
信州のワインもきっと歓迎してくれるだろう、というのが勝手な私の思い込みでした。
ただ、酒販店様とお話しさせていただくと、「男」、「漁師」、「日本酒」、「焼酎」などの、やんわりお断りワード(笑)を並べられ、ワインの販売に対して、いささか消極的な態度を取られるケースが多かったのです。
私の思い込みや稚拙なセールスは非難されても然るべきなのでしょうが、少なくともおすすめするワインには、被る罪など無いはずなのですが。。。
裏を返せば地域の皆さまに、まだまだワインが高尚な飲み物としての理解しか得られておらず、大して売れない、客が望まないなどの、ネガティブ発想が浸透してしまっているんだなぁ、というのが素直な感想でした。
そのあたりが当初、苦労した(理解を得られなかった)点であり、これから、どのように働きかけていけばいいのか苦慮した点でもありました。
一路、南房総市へと向かいます。
ヤシの実落ちてきたら、怖いっすね~。
でも、神作課長曰はく、「実はつけないよー。」とのこと。
調べると、どうやら「男樹」ばかりを植えてあるようですね。
【井野酒店】様です。
〒299-2216 千葉県南房総市久枝578番地
☎ 0470-57-2137 .FAX0470-57-2238
岩井海岸に面したこの一帯は、「岩井民宿街」と呼ばれており、約70件の民宿が集まるリゾート地になっています。
コチラで、なんだか「ほっこり」とした画が撮れました。
「酒屋の奥さん」、「問屋さん」、そして、「近所の奥さん&ワンちゃん」。
懸念された「田舎の漁師町だから、ワインは売れない」という言い分も、こうして定番として扱って頂き、お客様が付き回転しだすと、余計な憂いであったと。。。笑って話せる日が来るのですね。
今回の訪問時も、試飲をして頂き、笑いの絶えない一時を過ごすことが出来ました!

【八幡前商店】様です。
千葉県南房総市久枝476
☎ 0470-57-2078
コチラのお店とも、長いお付き合いをさせて頂いています。
目の前がコンドミニアム・ホテルということもあり、お客様のチョットした買い出しや晩酌用に、信濃ワインが売れているとのこと。有難いですよね。
店主を含めたご家族皆さまが、無類の「信州好き」なのも嬉しい限りです。
今回は、今年のお花見で高遠に寄った話をしてくださいました。
信濃高遠藩主 保科 正之(ほしな まさゆき)の話題に話しが及び、信州 伊那地域ではNHK大河ドラマ化を以前から渇望していることをお話しすると、ここ房総一帯は、里見氏滅亡400年、「南総里見八犬伝」発刊200年にあたる2014年に、 南総里見氏の史実を大河ドラマ化させよう!と、働きかけや署名活動が盛んな地域なんだよ、との事。
思わぬ戦国バトル勃発か?
でも、そこはオ・ト・ナ。
ここは、お互いに頑張りましょうということで、手打ちと相成りました。
海に沈む夕日って、なんであんなに大きいのでしょうか?
ちょっとしたタイミングのズレで、良い画は収められませんでしたが・・・。
それとご報告までなのですが、館山からは「富士山」がイイ感じで見られるんですよ。
地元の皆さんからは、「えーっ、知らなかったの?」と怪訝な顔をされてしまいましたがね。
乾燥する冬の時期が、一番の見ごろとのことですので、ご旅行を計画されている方は、ぜひご一考を!
未見の方はコチラもどうぞ!
総州・房州「信濃ワイン」探訪~千葉県で買える店 ①~
http://sinanowine.naganoblog.jp/e1138629.html
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