2013年02月27日

アマゾン『長野県フェア』開催説明会in松本



総合オンラインストア『アマゾン ジャパン』主催による、【長野県フェア】開催に向けての説明会に出席してきました。
会場は【深志神社 梅風閣】様。



この説明会には、約40社の事業者が出席いたしました。。。
テレビ信州さんによる取材もおこなわれ、私のところにも・・・うまく、かわしましたケド(苦笑)

主催者側からの質問で、
「アマゾンで(インターネット)お買い物された経験のある方は、挙手してください」 との旨が。
すると、ほとんどの事業者が挙手。。。お恥ずかしながら、この手のインターネットサイトでの買い物利用が無い、私のような者は少数派でした。弊社でもホームページにて、ワインのインターネット販売は以前より行っておりますが、最近、イベント等などでお客様より

「こちらのワインは、アマゾンでも買えますか?」

との声を頂くことがあります。
弊社のような小規模ワイナリーが造るワインは、その知名度も含めて、およそ全国に普及しているとは言い難いのは事実です。
様々な全国のワイナリーの中には、そもそもインターネット販売を行っていないワイナリーも多々ありますが、
「欲しい」というお客様のニーズがある限り、極力、お客様のお手元に届けたい・・・と弊社では考えております。

今回の「長野県フェア」は、ユーザーからの多くのリクエストがあっての再開催とのお話しがありました。
そこでお誘いを受けたわけですが、これは大変、有難いお話しですよね。
説明会を経て、多くの「信州ブランド」を全国の皆さまに知って頂きたい。。。との想いを強く持った次第です。



「書籍販売」のイメージが強かったアマゾンですが、現在は豊富な商品カテゴリーと、商品を紹介する様々なシステムが構築されています。
説明会の中でも、日本国内だけで約4800万人(!!)のユニークユーザー(月間訪問者数)がいるとのお話しがありました。

この会社の企業理念は。。。

【地球上で最も豊富な品揃え】。。。
そして、 【地球上で最もお客様を大切にする企業であること】
考え方もワールドワイドです。

ただ、ふと考えたのが、信州もご多分に漏れず「少子高齢化時代」を迎えており、山間地やへき地での物流自体が滞り、昔ながらの小売店での購買が減ってきている現状があります。 今後、対面販売が減り、このようなインターネット販売が主流の世の中になってしまうのはどうか?との想いも強く感じた説明会でした。

営業企画  橋詰


Posted by 信濃ワインat 09:25
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2013年02月25日

第42回 栂池高原雪の祭典&ウルトラ栂池感謝祭



2/23日 土曜日は天候良かったんです・・・小谷村 栂池高原。。。
今年で42回目を迎えました伝統の
【栂池高原雪の祭典&ウルトラ栂池感謝祭】
が、盛大に執り行われました!
私は・・・といいますと、栂池高原「スクリーン403」での、コチラも毎年の恒例行事 ワイン試飲販売の為に、当地を訪れていたのです。
夜は晩酌用のワインを求めるお客様方と、ワイン談義に花が咲きました。








私は館内にて「試飲会」の真っ最中・・・。ですので、打ちあがる花火の音でしか、この祭りの雰囲気が判りません(苦笑)。
未見の皆さまと、「見れなかった」私個人のために。。。こんな雰囲気のお祭りなんですね!

栂池高原観光協会様のホームページ (写真は2012年)
http://www.tsugaike.gr.jp/event/winter.html


ところが、二日目・・・。

前回1月の同地イベント同様に、今回も悪天候に祟られてしまいました。。。

爆弾低気圧来襲! 栂池高原 試飲会 (信濃ワイン ブログ)
http://sinanowine.naganoblog.jp/e1181170.html






最強クラスの寒波来襲というのは、天気予報で知っていたのですが。。。
天気予報は外れてくれませんでしたね、今回も。時間を追うごとに吹雪が強まっていきます。





すみません。肝心の「試飲会」の様子を取り忘れてしまいました(笑)。。。それだけ、忙しかったということでご容赦くださいませ。
代わりといってはなんですが、帰路の様子です。
栂池高原「スクリーン403」猪俣社長もおっしゃっていましたが、災害レベルの風雪の強さだとのこと。
スキー場の積雪は3メートルを越えているところもあり、今年は「春スキー」ならぬ、「夏スキー」も楽しめるかもしれません。

当地へ訪れるドライバーの方は、くれぐれも安全運転のほどお願いいたします。

営業企画  橋詰


Posted by 信濃ワインat 09:09
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2013年02月18日

ゲレンデ直通!スノーライナー大集結 ~安曇野スイス村~



高速道路のサービスエリアではありません。。。
安曇野インターチェンジにほど近い、【安曇野スイス村】ドライブインです。
夕方4時にもなると、白馬方面からのスキーバス『スノーライナー』が集結し始めます。




中はご覧の通りの混雑ぶり。。。
冬季も地酒やワインの試飲会イベント、地元の蕎麦のPRイベントなどが行なわれ、週末は【信濃ワイン】の試飲会が行われました。

安曇野スイス村ブログ
http://azuminoswissvillage.blogspot.jp/2013/02/blog-post_322.html



『白馬スキー伝来100年』
http://www.vill.hakuba.nagano.jp/privilege/ski_100_sengen/index.html
今シーズン、白馬方面のスキー場は様々なイベントが催されて大盛り上がりです!
スキー客減少が叫ばれて久しいですが、地域や行政が一体となり、【観光県 信州】の復活にご尽力されている方々も多い中、
私たちの業界も一役買えればとの想いでいっぱいです。



若い世代の皆さんは、無駄使いをしない倹約嗜好が強いですが、こうした出店(でみせ)での買い物を楽しまれたり、館内でのお土産探しも本気モード。。。 「安曇野スイス村」は、販売販促の工夫やアイデアが出色の素晴らしいドライブインです。
安曇野観光の拠点として、一年を通して楽しめますので、安曇野来訪の際は是非、お立ち寄り下さいませ!


夕方6時を過ぎると、帰路に立ち寄る高速バスが次々と到着します。
三重、大阪、和歌山、滋賀、愛知・・・そして、関東各地のナンバープレートが見受けられます。
スキーシーズン、まだまだ続きます。 どうぞ、お気をつけて。
またのお越しをお待ちしております。

営業企画  橋詰


Posted by 信濃ワインat 08:57
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2013年02月12日

【冬の恒例!】豪雪の『道の駅 おたり』 試飲会


これは、ヤバイ。。。 風雪で前が見えません。




到着したのは新潟県境まで約40キロ 【道の駅 おたりです】。
信州を代表する豪雪地帯ですね。スキーやボードで訪れた、主に北陸地域のお客様へワイン/ジュースの販売をするために、
恒例の試飲会を冬季行なっています。



夏季のイベントでは、白ワインを冷やすための「氷」が必需品なのですが、屋外の炎天下ではものすごい勢いで氷解してしまいます。
ですが、冬季のイベントではそんな心配も無問題。有り余るおもてのパウダースノーで、十分用が足ります。


北安曇郡 小谷村と塩尻市は、「塩の道」の御縁で昔から懇意にさせて頂いております。
そのため、ワインの品揃えは安曇野のワイナリーも含めて、大変充実の品揃えとなんですよね。


有名な「小谷杜氏」の流れをくむ蔵元の酒が集結した、日本酒売り場もご覧の充実ぶり。
また、小谷村内にて収穫した「菊芋」、「南瓜」を蒸溜した焼酎も、人気商品です。




郷土色の強い店内には、こんな珍品も。。。
雪上で使う歩行具「爪かんじき」。冬の山仕事で履く滑り止め付きのかんじきですね。
熊やカモシカの毛皮も、もちろん売り物ですが、雪深い山あいの歴史と文化を今に伝える、独自の品揃えも【道の駅 おたり】の魅力の一因となっているのは言うに及びません。



ドライバーにとって、冬の山あいの運転は大変なストレスと疲労を伴います。
そんな時、有難いのが「温泉」。
【道の駅 おたり】には、源泉かけ流しの天然温泉 【深山の湯】が併設されています。
筋肉痛、神経痛、慢性婦人病、冷え性、疲労回復などに効能がある、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(中性低張性高温泉)です。


道の駅内の食事処【鬼の厨(おにのくりや)】で、小谷の味を堪能し、温泉へ!
お得な食事+入浴セットが、おすすめです。


地域の歴史と文化を伝承した、こだわりの商品展開が魅力の【道の駅 おたり】。
冬季期間中は、路面状況が悪いですので、どうか運転にはお気を付けください。

【道の駅 おたり】
http://www.otarimura.co.jp/



営業企画  橋詰


Posted by 信濃ワインat 09:43
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2013年02月08日

【武井武雄の世界】イルフ童画館 ~岡谷市~




岡谷市にあります【イルフ童画館】にお邪魔しました。

同市出身の童画家 武井武雄(1894年~1983)の創造性にあふれる多くの作品が展示され、また日本と世界の優れた童画と童画家が紹介する企画展も、数多く催される「夢空間」です。

取材かたがた、イルフ童画館 小平様にこんな質問をぶつけてみました。

私: 「童画って、一般的にはどう定義されているのでしょう?」

小平様: 「童画とは・・・子供のココロにふれる絵ですね。」

子供たちに「夢を与える絵」・・・。逆説的に言えば「夢を与えてくれた絵」とも言えるでしょうか。

主観ではありますが、ありとあらゆる情報が乱れ飛ぶ今の世の中。。。
私たち現代に生きる大人が、夢見る「未知の世界観」はもはや「妄想」の中にしかない気がします。それでも、先の小惑星探査機 【はやぶさ】のミッションコンプリートの際などは、目を輝かせ、未知なる世界観に興奮して身を乗り出し、空想を超えたところのリアルさを楽しむ。。。
云わば、私たちも『童(わらべ)』の心根は未だ持ち合わせてはいるのです。

私たちの両親や祖父母らが幼き頃に親しんだであろう、武井武雄に代表される「童画」の世界は、(情報の少ない時代に)子供が空想する世界以上に、オトナが創造し子供たちに夢を分け与えた「芸術」のひとつ・・・。 そう、理解しました。

「あたらしいものに取り組もうって時には、なにか少年らしい、
     ひとつのあこがれとファイトがわいてくるんです。」 (武井武雄 談)

現代に暮らす私たち大人にも、まるで時代を超えて「エール」を送ってくださっているかのようです。



解放感あふれる 1F ミュージアムショップには、作品をモチーフとした多様なオリジナルグッズが陳列されています。


また1Fには、絵本ライブラリー「はらっぱ」が併設されています。
「はらっぱ」は、子供も大人も自由にくつろげる童画館の中庭的スペース。
(無料)
約2000冊の絵本をいつでも読むことができ、毎週日曜日には色々なイベントが行なわれています。


イルフ童画館は、「酒類小売業販売免許」を取得している稀有な美術館です。

数年前、オリジナルワインのお話しを頂き、独自色の強い、素敵なパッケージのワインが誕生いたしました。
当然ではありますが、こちらのショップのみでお買い求めできる「公式ワイン」です。

武井武雄のオリジナル作品を、忠実にラベルに再現してあります。
生前、武井さんが塩尻のワインをご賞味されていたのかは定かではありませんが、当時の「生ぶどう酒」を嗜まれていたのならば、嬉しい限りですね。
 


館の程近くに、「丸山橋」があります。
橋の欄干には、武井武雄の作品がレリーフ風に居並んでいます。 観光の方でしたら散策しながら、ご当地の偉人を学べますが。。。通学途中の中高生は毎日眺めていますからね(笑)。知識では、当然敵いません。。。


一息つける場所・・・喫茶「ラムラム」が併設されているのは嬉しいですね!
訪れた当日はあいにくの雨模様でしたが、店員さんが楽しい話しを聞かせてくれました。喫茶店内も「武井ワールド」満載ですので、
ぜひお立ち寄りください。

トピックス!

日本童画大賞作品展 開催!【2013 2/8(金)~2/17(日)】

第7回 武井武雄記念 日本童画大賞作品展が、1F 絵本ライブラリーはらっぱにて開催です。(入場無料)
加えて、2/9~2/11、2/16~2/17はなんと・・・全館入館無料の大サービスデー!

詳しくはこちらへ!
イルフ童画館
http://www.ilf.jp/


営業企画  橋詰


Posted by 信濃ワインat 05:45
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2013年02月06日

【冬の定番】 初恋かりん(甘味果実酒)


長らく完売しておりました【初恋かりん】が再リリースされました!

信濃ワイナリーには「初恋かりん」の他に、 「初恋りんご」 、「初恋小梅」
の「初恋三姉妹」シリーズがあります。商品名の「初恋」は、読んで字のごとく、初恋をした時のピュアな甘酸っぱい気持ちを表現したもので、フルーツワイン特有の甘味・酸味をお楽しみいただけます。

ちなみに、【甘味果実酒】とは。。。
甘味果実酒とは、果実酒(いわゆるワイン。)に該当しないもので、(1)果実、果実及び水に糖類を加えて醗酵させたもの、(2)(1)の酒に糖類、香味料、色素、ブランデー等を加えたもの、(3)あるいは、(1)(2)のお酒に植物を浸してその成分を侵出させたものと定義されています。


例年、冬の乾燥した季節になると、有難くない感染症が流行りだしますよね。
つい先日も、インフルエンザに感染する患者が急速に増えていることから、長野県全県に「インフルエンザ警報」が発令され、感染予防の徹底が県より呼びかけられました。

そこで。。。耳寄りな情報です。

カリンの抽出物にインフルエンザ抑制効果
有効成分はエピカテキン主体のポリフェノール



ロッテ(東京都新宿区)は、100種類以上の植物のインフルエンザ抑制効果について調べ、なかでもカリンにインフルエンザウイルスを抑制する強い効果があると発表した。さらに、その有効成分はポリフェノールであることを明らかにした。日本大学医学部感染症ゲノムセンター・清水一史客員教授との共同研究。

 研究では、ヨモギ、ユーカリの葉など127種類のハーブや生薬などの植物抽出物について、培養細胞を使ってA香港型インフルエンザウイルス(H3N2)の抑制効果を試験。その結果、アマチャヅル、カリン、ナズナ、レモンバーベナなど12種類に強い抑制効果がみられた。これらは、Aソ連型(H1N1)やB型インフルエンザウイルスに対しても抑制作用があったという。

 その中から「食経験が豊富なカリンについて、抑制効果を持つ成分が何か調べた」(清水客員教授)。その結果、エピカテキンが主体となった高分子ポリフェノール(平均分子量5330)であることがわかった。

 このポリフェノールがインフルエンザウイルス感染のどの段階で効果を発揮しているのかを培養細胞を使って調べたところ、感染の初期段階である上皮細胞への吸着や、さらに細胞へ侵入する段階でも効果を発揮していたが、その後にウイルスが遺伝子の転写を重ねてどんどん増える段階で特に高い効果(抑制率1000分の1)を発揮していた。

 「カリンにはカゼを予防する効果があるとされてきたが、科学的にそのメカニズムの一部が解明できた。カリン抽出物を加えたウイルスを電子顕微鏡で観察すると、ウイルスのエンベロープ(外側の膜)が傷ついていた。このことがウイルスの感染力を抑えていることと関係している可能性がある」と清水客員教授らは考えている。
   (日経ヘルスより)

以前にも、信州大学の研究チームが同様の研究成果を発表しております。

ポリフェノールには、無限の薬効的な可能性を感じますね!
おっと、まずは予防の為に、うがいと手洗いを徹底させなきゃ。。。

営業企画  橋詰


Posted by 信濃ワインat 18:07
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2013年02月03日

あなたの知らない信濃ワイン Part 2


信濃ワイナリー2F 通称「ワイナリーホール」には、とある一枚の油絵が展示されています。

縦90.9センチ 横116.7センチ F50号サイズの大きな油絵でして、「無題」ではありますが、弊社従業員の作業風景を切り取った大作でもあります。
ワイナリーフェスタの際にご覧になられた方も多いかと思われますが、この油絵。。。
さて、どんな秘密が隠されているのでしょうか?


『職場で死ねたなら本望だ。。。』

世の中で、こう考えている人。。。どのくらいいるんでしょうかね?

曲がりなりにも、信濃ワイナリーの営業職である私も、お勤めを終える頃にはこんな風に考えたりする心境になるんでしょうか。

【僕は見たんだよ。一番見たかった、信濃ワインにある1枚の絵を。。。

だから、だから僕は今凄~く幸せなんだよ。

疲れたろ…。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ。】


パトラッシュ・・・。

って、これじゃ衰弱死、もしくは過労死じゃん。


冗談はさて置き、こちらの油絵は、平成11年5月に新社屋が完成した際にお祝いとして、とある女性の方から寄贈していただいたものです。
その方は、職業画家ではありませんが、長野県美術展(県展)などにも自筆の洋画を出品されておられる愛好家。
お名前は伏せさせていただきますが、そのダイナミックな作風は女性が描いたとは思えないくらい。大変、臨場感のある作品です。 

この絵に隠された秘密って?

ミステリーっぽくなってまいりましたが、この写真。 このズームした部分が、今回の話のキモの部分なんです。


【判明したこと】

油絵に描かれた『赤く塗られた機械』は?



昭和三十年代に活躍した、葡萄の搾汁機でした。

厳密に言うと、コチラが初号機(エヴァンゲリオン風)。 絵の中のが同系の弐号機(シンクロしたよ、エヴァと)。


葡萄を房ごと投入し、アルキメディアン・スクリューと呼ばれる螺旋式のスクリューで、葡萄をシリンダー内へと送り込みます。


送り込まれた葡萄は、シリンダー内で押し付けられ、果汁は別に集約されます。
「スクリュー式」と業界的には呼ばれている、圧搾方式ですね。




フランス アンボワーズ ウィルメス社製。
最新設備の揃うワイナリーが居並ぶ中、もはや、「骨董品」の部類でしょうね、この搾汁機は。。。

アンボワーズ(Ambois)は、フランス中部、アンドル=エ=ロワール県のロワール川沿いにある絵のように美しい城下町。

1987年に、長野県諏訪市と姉妹都市になっていました!! へ~。


ただ、コイツを見てると、私たちの諸先輩方の「汗」「涙」、そして「情熱」を感じずにはいられません。
2階に飾られた油絵よろしく、無名の画伯が描いた情熱は、時代の空気感を今なお私たちに伝えてくれています。


スズメヲウツノニタイホーヲモチダス ベルンハルト・ルジンブール

鉄という素材に魅せられた作者が、太い鉄骨や鉄板を自在に操り完成させた巨大な大砲は、1970年の大坂万博に出品されました。 遠くの山々にこだまする轟音が聞こえてきそうな迫力のある作品です。
(美ヶ原高原美術館 HPより)

「アモーレの鐘」で有名な美ヶ原高原美術館外に野外展示されている、有名な現代彫刻があります。弊社の搾汁機と何ら関連性はありませんが(苦笑)、野外に雨ざらしになっている環境下と、意匠が似ていると思いまして。。。

そもそも何故、この搾汁機は敷地内ながら、放置されているのでしょうか?

【判明したこと】


3階へ運べなかった。。。(重量過多のため)

信濃ワイナリーは、地上3階建て。 2階の「ワイナリーホール」は皆さまご存じの方も多かろうと思います。
以前、3階ではクラシックコンサートが催されたりしており、地域の文化的発信基地の意味合いを多分に含んだ「ホール」になるはずでした。。。

ただ、建設当初の「3階」の意義は、
「信濃ワイナリー 歴史展示ホール」の併設だったのです。
事実、長い歴史を彩る資料が、3階には厳重保管されています。 本来であれば、歴史の証人として3階まで運ばれる予定
であった搾汁機でしたが、理由は上記の通り。。。断念せざるを得ませんでした。
その代わりに、塩尻ワイナリーフェスタ開催を機に、年々増えるワイナリー訪問者の皆さま方へ、屋外展示というカタチで見て頂こう!(決して、放置ではないですね)とのことで、現在の位置に置かれたのでした。



インターネット上で調べると、同形機がフランスでは、「中古」としてフツーに売買の対象になっていました。
細かな部品調達が、現地では容易なのと、葡萄以外の果樹への流用(例えば、ノルマンディー地方のりんご)が当然の汎用機なのでしょうね。
売り手のアルフォンスさん。。。販売価格500ユーロって、どうなのよ? 安すぎない!?
ジャポンのsinano wineryにもあるからって、メールしてみようかな!?

あなたの知らない信濃ワイン Part1はコチラ
http://sinanowine.naganoblog.jp/e1083426.html

営業企画  橋詰


Posted by 信濃ワインat 10:08
Comments(0)桔梗ヶ原 塩尻 信州