2020年12月25日

12月25日

忙しなく過ぎたこの一年もあと僅か。

コロナ禍とあり、多くの方が例年より体感時間に何らかの変化があったのではないでしょうか。

御多分に洩れず私は非常に疲れたと、長いなぁー感じる一年でした。

時間の感覚というものはとても不思議なもので・・・。

不変のように見えて主観的に変化してしまうもの。

楽しい時はあっと言うまで、辛い時は永遠に感じてしまいます。

北海道の某番組ではこれを『逆浦島現象』と呼んでいます。

しかし遅い時間の経過は一概にネガティブなことばかりではなく

例えば転職後の1週間は時間の経過を遅く感じます。

これは脳が新規の刺激を前にすると

その時間を長く感じるという性質を持っているからだそうです。
※茂木健一郎先生曰く

新たな刺激により素晴らしいものを創造する。

これを『イカ墨理論』と言い、

イカは外部からの刺激で旨み成分であるアミノ酸を含有している墨を吐き、

身代わりとして逃げます。

今日私たちはこのイカ墨をソースとして美味しくいただいています。

時間の経過が遅くなるような一見大変なことでも、私も美味しいイカ墨を吐けるように新たな刺激を求め精進していきたいと思います。

さて畑です。

まずは今年新たに植えた苗木に防寒を施しました。




棚の剪定作業



まだ手付かず。剪定をこれから行う垣根





まだまだ剪定作業は残っています。

剪定にかかる体感時間は長いか短いか・・・。

私の主観と刺激次第ですね。

新型コロナウィルスとの未曾有の戦いは来年もまだ続くと思われます。

情報発信デバイスで溢れている現代。

正しい情報の取捨選択が何より大事になってきます。

デマやフェイクニュースに惑わされないようにしたいものです。

それでは良いお年を。

『イカ墨理論』??なんじゃそりゃ・・・。

栽培担当














Posted by 信濃ワインat 14:42
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2020年11月24日

レインカット回収。

レインカットの片付け作業

本日無事終了しました。

この、半自動ビニール巻取りマシーンと

インパクトレンチのおかげです。

自園のロングレンジでは

モーターから焦げ臭を放ちながらの

作業となりました。

何とか壊れること無く

持ち堪えてくれたので感謝、感謝です。

明日からはまた新たなミッションが

始まります。


圃場管理担当



Posted by 信濃ワインat 16:00
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2020年11月05日

2020年 収穫メモリーズ


【10月19日 北アルプス初冠雪の日】
信濃ワイナリーの南側に位置する、太田ヴィンヤードにて、今季最終となりますカベルネ・ソーヴィニヨンの収穫が行われました。
冠雪した穂高連峰を望みながらの収穫は、格別ですね。


【10月12日 クマ出没 注意報 発令中】

同じく、ワイナリーの南側に位置する、太田ヴィンヤードにて、従業員総出によるメルローの収穫が行われました。
葡萄畑から500メートルほど離れた場所で、熊の目撃情報があり、朝から有線による注意勧告がひっきりなしでした。


【10月4日 朝霧の中、朝6:00からの収穫】


信濃ワイナリー最古の葡萄畑でもある、国道19号に面した「桔梗ヶ原畑」にて、従業員総出によるシャルドネの収穫が行われました。
今季のシャルドネは病果が少なく、ヴィジュアル的にも大変キレイな葡萄が収穫できました。


営業が本来の仕事である、書き手の私ではありますが… 出張を自粛したこともあり、コロナ禍に揺れた今年は、葡萄の苗植えから始まり、剪定作業、草刈り、収穫までの一連の作業をお手伝いできる機会に恵まれました。お客様に直接、ワイナリーや葡萄畑の状況をお伝えするのも、私の仕事ですので、ブログを通じてではありますが、その一端をこうしてお伝え続けてこれたことは、お客様とワイナリーとの相互理解に努めることが少しは出来たのかなぁ…と、感じております。


営業  橋詰



2020年09月03日

朝6時から 太田の自社畑 メルローとカベルネ・ソービニヨンの除葉と草苅

こんにちは


残暑お見舞い申し上げます。



ワイナリー周辺の葡萄農家さんでは、



路地物のポートランド(白)と言う



ナイヤガラに似た葡萄が、販売され始めました。



わが社のナイヤガラも、色づいてきています!






意外かもしれませんが、



コンコードより、メルローの色づきが早いように感じます。




作業分担



8月22日(土)6:00から二班に分かれて、作業をしました。


草苅班は、ビーバーと言うエンジン駆動の、草刈り機で草苅


除葉班は、ハサミを持って、除葉と房の数調整を行いました。


作業風景




除葉



除葉の目的は、風通しを良くして病気の予防。


日光に果実が当たることにより、色づきを促します。


メルローは色づいていますが、


カベルネ・ソーヴィニヨンは、グリーンが多く白ブドウのようです。

カベルネ・ソービニヨン



房の調整



一枝に葡萄の房2つにします。


多くつくものもありますが、


栄養をいきわたらせるために、切り落とします。


房同士が絡みあっているものも、ほどいてあげます。


収穫時に熟した葡萄では、潰れてしまうので、


今のうちに、ほぐしてあげるのが良いですね♡

徐葉、房調整

一枝に二房



まと



良いワインが出来るように、みんなで手入れをしました


収穫までまだ日にちがあるので、


9月の雨、台風の影響を受けないよう願っています♡


メルロー、カベルネ・ソービニヨンのご注文も、お待ちしております!






製造担当


鈴木





Posted by 信濃ワインat 14:14
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2020年08月06日

売店お盆営業時間のご案内



梅雨も明け、日差しが強く、暑くなってまいりました。

4月に社員総出で植え付けした苗木もすくすく成長中。

小さくてかわいい葉がたくさんつきました。

隣の畑ではメルロがヴェレゾン(色付き)し始めています。


さて、お盆の営業時間のご案内です。

8月8日(土)から8月16日(日)まで
営業時間 10:00~17:00

引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のためのご協力をお願いいたします。


地下セラーの見学、売店での試飲は中止しております。

混雑時には、ご入店をお待ちいただく場合がございます。

ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

売店 中野



2020年08月05日

べと病

8月に入り、取り合えずレインカットまで作業を終えました。


今後は摘房や除葉を行い収穫までと考えていましたが。

7月の記録的降雨量により、メルロー、カベルネに多くのべと病を発生させてしまいました。


多忙な時期で臨機応変な対応が出来なかったとはいえ、猛省です。

考えられる最大の原因は、

ここ数年リュットレゾネ(減農薬)に成功していたこともあり、市や県が定める防除歴よりそうとう少ない散布量と回数にて消毒を行っていたこと。

私自身農薬使用に対してはまったく否定的ではなく、費用対効果を考え、最小限の農薬で病害の発生を抑えられればと年々

薬剤を変え試行錯誤してきました。

一定の成果があり傲りが・・・猛省です。

まだ収穫まで時間があり、今後しっかり防除を行えば、罹患部位のみが脱粒し、房自体もバラ房になり、消毒にも糖度にも恩恵がある為、

精進致します。

栽培






Posted by 信濃ワインat 14:54
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2020年07月07日

虹が出ました!

今日は七夕ですね。とはいえ梅雨の時期で朝から雨です。
日曜には野菜があんなにあったのにもうないことに気づいたので
早朝から買い出しにいきました。

帰りにナイアガラの畑を通って帰ってくると、南西の山際に
大きな虹が出ていました。



















今、各地で大雨の災害がでていますので、これ以上被害が起きないことを心から祈っています。もう大雨はいりませんね。一刻も早く天候が回復するよう祈るばかりです。




shop担当 塩原

























2020年06月17日

鎌での草刈り

梅雨入り前の快晴のある日、

営業部3名で、太田に新設した葡萄畑の草刈りをいたしました。



3月に植え付けしたばかりの為、苗木を痛めるリスクを考え

草刈り機でなく、鎌での手作業となりましたが・・・・・・

老体が悲鳴を上げ、あえなく半日で終了。



除草剤を使用したくない弊社の考えのもと

今後も、社員一同協力し合い

良質な葡萄が育ってくれるよう、お手伝いしたいと思います。

メルロ、かわいい房がなってます。


営業部  宮尾


Posted by 信濃ワインat 08:22
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2020年06月09日

苗や木のまわりを草刈りしました

太陽が勢いを増し気温が上昇。おかげで草がどんどん伸びてきてます。
乗用の草刈り機で通りの間をきれいに刈った後、手で刈りました。

苗も草の中にかくれんぼ。



鎌でまわりの草を刈取りました。


こちらは平棚のナイアガラとコンコードの畑も、乗用草刈り機で刈った後
刈払い機と鎌で刈りました。






苗や木のまわりもすっかり風通しがよくなりました。


shop担当 塩原


こちらはステイホーム中5月のメルロの新枝を動画でご覧いただけます。
長野県観光機構の花岡純也様の呼びかけで撮ったものです。

https://youtu.be/l69bq_BiKis












2020年06月08日

新設ぶどう畑苗植え

遅くなってしまいましたが、今年新設した太田の畑の苗植えについて書きたいと思います。

4月中旬垣根ができ上り、苗を植えるための穴もバックホーで掘っても
らいました。



まっすぐ植えるために、端から端まで長いゴムを張ります。


等間隔に植えるために竹で植える位置決めをします




一人が苗を支えて、二人で土をかぶせます。








水もやりました。



その後何度かの水やりがありました。


















4月はけっこう寒い日々が続きましたが、
シャルドネも無事根付きました。5月15日


メルロも苗はこんなに元気いっぱいです。5月15日



コロナがなければ参加者を募ってできたのにととても残念でしたが、
社員一同で二日間行いました。初めてだった人も多かったのですが、
一生懸命にできて風の中の畑仕事はけっこう楽しかったそうです。

3年後には収穫になり、4、5年後にはワインとなっていきます。
土地が石が多くて作るのは大変かと思いますが、きっといいワイン
ができるのではと楽しみにしています。


shop担当 塩原